これで解決?BackWPupがエラーで動かない人への処方箋

最近、WordPressのバックアップ用プラグインとして
「BackWPupが便利」という記事をあちこちで見かけます。

なので、私も「WP-DBManager」から「BackWPup」に乗り換えるべく、
設定を試みたのですが、バックアップの途中で止まってしまうのです。

Google先生で調べてみると、
同様にエラーが発生したり、動かないという報告があちこちで挙がっていました。
本日はそれらを元に私が行き着いた解決方法を書いておきます。

BackupWP

BackWPupがバックアップ途中で止まってしまう件

BackWPupが便利なのは、データベースのバックアップは当然として、
DB以外の画像ファイル、テーマ、プラグインのバックアップも可能なこと。
そして、DropboxやSugarSyncなどの
クラウド上に自動でバックアップ可能なことが挙げられます。

私はファーストサーバ事件を教訓にして、
バックアップ体制を厳重にしようと
今さらながらSugarSyncの有料プランを契約しました。

なので、BackWPupを使って
さっそくSugarSyncにバックアップしようとしたのですが、
何度トライしてもエラーになってしまうのです。

下記のthikasaさんのブログを参考にして、

BackWPup を SugarSync にできた! その設定方法 | thikasa note
thikasa …

リトライ間隔を長くしたのですが・・・ダメでした。
試しに、バックアップ方法をクラウドではなくFTPへのバックアップにしても、
やはり途中でエラーになって止まってしまいます。
私の場合、エラーの原因はバックアップ先の問題ではなかったようです。

日本語対応のプラグインならまだ良いのですが、
英語のよくわからない私には何が原因なのかわからず、
色々試行錯誤しましたが、解決に至りませんでした。

・・・ということで、BackWPupでのバックアップを潔く諦めました。

データベースのバックアップは「WP-DBManager」で代用

BackWPupを諦め、ひとまず当初から使用していた
バックアップ用プラグイン「WP-DBManager」に戻しました。
WP-DBManagerは日本語化パッチも配布されているので、
英語が苦手な私でも安心して使えます。

WP-DBManagerの設定~日本語化~使い方の解説は、
下記のブログ記事が一番わかりやすいと思います。

WP-DBManager ? データベースを自動でバックアップする | さあ WordPress をはじめよう

尚、当ブログもそうなのですが、ロリポップ!を使用している場合は、
管理画面上でセーフモードをOFFにしないとエラーが表示されますので、
下記のパシさんのブログを参考に設定を変更してください。

WP-DBManagerをロリポップで使う場合の設定方法 | WP SEOブログ

これでWordPressの「データベースのバックアップ」は完了です。
データベースの最適化も自動でやってくれます。

データベース以外は「WordPress Backup (by BTE)」で代用

次に、WP-DBManagerではバックアップできないデータ
「画像ファイル」「テーマ」「プラグイン」の3つは
「WordPress Backup (by BTE)」というプラグインを使ってバックアップします。

WordPress Backup (by BTE)の設定方法は
下記のブログ記事が一番わかりやすいと思います。

tips! | WP-DBManagerと併せて使うWordPress Backup (by BTE)

さらに補足をしておくと、
WordPress Backupのダウンロード先は配布サイトの下記の部分です。

WordPress Backup (by BTE)ダウンロード

インストール→有効化後、WordPress Backup (by BTE)の設定画面は
私の場合、下記のようになっています。

WordPress Backup (by BTE)設定画面

基本的には初期設定のままで大丈夫とのことでしたが、
テーマディレクトリが過去に使用していたテーマになっていたので、
現在使用中のテーマに変更しました。

私はもう過去のテーマを使う予定はないのでそうしていますが、
過去にインストールしたテーマも全てバックアップしたい場合は、
その一つ上の階層までを指定したほうが良いと思います。

あと、.htaccessファイルの作り方も補足しておくと、
テキストエディタに下記をコピペして

RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteCond %{REQUEST_URI} .*bte-wb/.*
RewriteCond %{HTTP_COOKIE} !^.*wordpress_logged_in.*$ [NC]
RewriteRule . - [R=403,L]
Options All -Indexes

「名前を付けて保存」からファイル名を「.htaccess」にして、
ファイルの種類を「全てのファイル」にして保存で作成できます。

これで、データベース「以外」のデータのバックアップが完了です。

バックアップデータを手動でSugarSyncと同期させれば確実

さて、「BackWPup」はDropboxやSugarSyncなどのクラウドに
自動でバックアップすることができるのが人気のようですが、
「WP-DBManager」「WordPress Backup (by BTE)」にはその機能はありません。

ですので、私は月に1回、バックアップしたデータを
SugarSync用のファイルに手動で入れるようにしています。
ドラック&ドロップするだけで同期されますので、特に負担も感じません。

BackWPupがエラーで動かず悪戦苦闘していたのですが、
上記2つのプラグインと若干アナログな手法を加えることで
BackWPupを使った場合とほぼ同じバックアップ体制ができました。

結局のところ、バックアップがきちんと取れれば良いので、
BackWPupのエラーが解決できなくて悪戦苦闘している場合は、
他のプラグインで代用したほうが早くて確実だったりします。

最後に、万が一の事態が生じた時の復元・リストア方法に関しては、
下記のブログで解説されています。

今こそ安心できるWordPressバックアップを!復旧作業まで実際にやってみたWordPress丸ごとバックアップ法 | 情報科学屋さんを目指す人のメモ

なんだか難しそうですね。
必要なデータのバックアップだけしておいて、
いざとなったら詳しい人にお願いしたほうが早い気がします。

私はメシオイメージクリエイションを担当している
男性デザイナーさんにお願いしようと思います。
彼は、デザインだけじゃなくて、WordPress絡みのことにも詳しいので。

以上、BackWPupがエラーでうまく動かない人は、
BackWPup以外の方法でバックアップを取ってみてはいかがでしょうか?

●本日のまとめ
WordPressのデータバックアッププラグイン「BackWPup」が
エラーになってうまく動かない場合は、別のプラグイン「WP-DBManager」と
「WordPress Backup (by BTE)」を併用すれば代用可能。

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