最近、1カラムのWordPressテーマ(カスタマイズ込み)を使っているブログを
目にする機会が増えたような気がしましたので、
私が見つけた1カラムのWordPressブログを7つ厳選してご紹介しておきます。
1カラムのWordPressテーマを使っているブログ7選
●1 ja.naoko.cc
WordPress.comを提供している「Automattic」社で働いていて、
WordPress日本語コミュニティでもサポート活動をしている
WordPressのプロ中のプロ・高野直子さんのブログです。
2011年9月27日までは2カラムだったようです。
ブログドメイン移行&デザインを変更しました。
●2 SCREAMO CREATIVE – Webクリエーターの叫び
トップページは最新記事がスライドショーで流れたり、
トップのロゴや、左端のソーシャルボタンにカーソルを置くと
吹き出しが表示されるのがカッコイイです。
2012年8月14日から1カラムに変更したようです。
サイトをリニューアルしました
●3 Lopan.jp
トップページの記事をクリックしようとすると、
日付がニョキっと出てくるのがおしゃれです。
2012年1月4日にリニューアルしたようです。
Lopan.jpをリニューアルしました!まずはごあいさつ。
●4 nejimaki-box
左にメニューが固定で表示されていますが、
ほぼ1カラムのテンプレートと言って差し支えないと思います。
株式会社ミスリル・小林憲史さんのブログ。
トップは2カラムなのですが、個別記事が1カラムになっています。
「トップページに広告を置きたくない」「広告より記事を読んで欲しい」
という思いから2012年11月12日にリニューアルしたようですが、
それ以前から1カラムを採用していたようです。
ブログデザインをリニューアルしました
●7 actyway
2012年1月31日にリニューアル。
ほとんど画像を使わずCSS3で表現しています。
1カラムにしたのはスマホ対応を考えてのことだそうです。
actyway を HTML5 と CSS3 でリニューアルしてみました!
所感:1カラムのメリット・デメリット
最後に、1カラムのWordPressテーマを使用する場合の
メリット・デメリットを私が考えつく範囲でまとめておきます。
まず、1カラムにするメリットとしては、
サイドバーに気が散らずに記事を集中して読んでもらえる。
というのが一番大きなメリットだと思います。
記事内容に自信のあるブロガーさん向けのレイアウトです。
アフィリエイトリンクやAdsenseを貼るにしても、
記事内の広告が一番クリックされやすいはずなので、
サイドバーに広告がなくても、そんなに収益に影響はないと思います。
今のところほとんどのブログが2カラムか3カラムですので、
1カラムだとファーストインパクトとして「他のブログとは違うぞ」
という印象を与えることができるのも優位点としてあります。
あとは、「スマホ対応しやすい」というのも大きなポイントです。
レスポンシブWEBデザイン対応にした際にも、
どのデバイスで見てもほぼ同じデザインを提供できます。
一方、デメリットとしてはサイドに誘導されない分、
記事を読み終えたら画面を閉じられる可能性が高くなる点が挙げられます。
ですので、記事を読み終わったあとに、
- ソーシャルボタンを設置して記事をシェアしてもらう
- 関連記事を表示して他の記事も読んでもらう
- RSS、メルマガ登録でリピーターになってもらう
- アフィリエイトリンク、Adsense広告をクリックしてもらう
- Facebookページ、Google+ページへ参加してもらう
- トップページを見に来てもらう
など、次のアクションをしてもらうように、
記事下スペースでしっかり誘導する必要があります。
Amazonのレコメンデーション機能やYouTubeの関連動画表示機能みたいに
1度訪問してもらったらそう簡単には帰らせない仕組みは、
やはり1カラムのレイアウトでも取り入れたほうが良いと思います。
今回ご紹介したブログはいずれもそのような誘導ができています。
結局、どのレイアウトでもメリット・デメリットはありますので、
ブログで扱う内容や同業者のブログなどを研究・考慮しつつ、
自分のブログ・読者層に合ったレイアウトを選んでいくことが大切です。
※2012年12月11日追記
記事をアップしてから大事なブログを紹介し忘れていたことに気づきました。
●8 Maka-Veli.com – ユーモアのある人生を。
この松本まさとさんのブログの優れているところは、
ページ上部に「フローティングメニュー」を実装しているところです。
記事を読み終えたあとに記事下のコンテンツだけではなく、
フローティングメニューから他のコンテンツへの誘導が可能になっています。
よく考えてみたら、当記事みたいに記事が長いとサイドバーが切れてしまいます。
なので、nejimaki-boxさんみたいにサイドに固定のメニューを表示させたり、
「SimplleReach Slide」や「ShareBar」、「Recommendations Bar」などで、
次のアクションを提示するのは有効かと思います。
ただ、これらの表示をウザいと思う人も少なからずいるようなので、
当ブログでは現時点では導入を見送っています。
※2012年12月20日追記
また新たな1カラムテーマを使用しているWordPressブログをみつけました。
9● Mnemoniqs Web Designer Blog
ユーザビリティ・アクセシビリティを考慮したデザインが得意なまさひこさんのブログ。
トップページのアコーディオン式スライダーがとってもオシャレです。
●10 Webデザインレシピ
超有名ブログ「Webデザインレシピ」さん。
トップページは2カラムですが、個別ページは1カラムになっています。
1カラムにしているイメージがなく、うっかり見落としていました・・・。
※今後も、1カラムテーマのWordPressブログを見つけ次第、当記事に追記していきます。
●本日のまとめ
「ブログは2カラムか3カラム」というこれまでのブログ運営の常識を覆した
1カラムのWordPressブログが新スタイルとして密かに増えてきている。
自分のブログ運営スタイルに合ったブログレイアウトを選択することが大切。
この記事へのコメント
アンリミテッドクラブが一番しっくりきます
アンリミテッドクラブに一票入りました!
ありがとうございます(笑)!
(※注:本人です)
ご本人からのコメント入りました!
ご紹介していただきありがとうございます!
けど紹介していただいた記事は意味不明ですよね…、あれからまた6月くらいに今のレイアウトに変更しちゃったので…。
記事にした方がいいのかな、別にいいかな…と思ってたら年が明けてました。
この場を借りていいわけしちゃってごめんなさい。
きむらさん、コメントありがとうございます!
あの記事からさらにリニューアルしてたのですね。
でも、あの記事はあの記事で十分参考になります。
ありがとうございます。